4.年齢別にみた死因構成比

 

年齢別にみた死因構成比(沖縄、全国:1973-1992)

20年間の死亡について性別、年齢階級別に主要死因の構成割合をみると、損傷および中毒に男女差があるものの他の死因ではほとんど差がない。全国と比較すると、45歳以上で脳血管疾患の割合が低く、65歳以上で老衰の割合が高くなっている。また、男の15〜44歳では、損傷および中毒の占める割合が全国より高い。

沖縄県では、新生児期および乳児期は、先天性異常などのその他の死因が大半を占めている。 5〜14歳の学童期では損傷および中毒の割合がもっとも多く、小児性の悪性新生物も15〜20%を占めている。15〜24歳の青年期では損傷および中毒が他の死因に比べて圧倒的に多い。25〜44歳の壮年期でも損傷および中毒が多いが、悪性新生物や心疾患の割合が徐々に増加、44〜65歳では悪性新生物、心疾患、脳血管疾患の3大死因が6割を占める。65歳以上になると、肺炎および気管支炎、老衰が増加している。

 

 

 

 

期間別にみた死因構成比(沖縄、全国:1973-1992)

20年間を5年間ずつの4期に分けて主要死因の構成比を観察すると、沖縄県では、男女とも脳血管疾患、老衰の割合が減少し、悪性新生物、心疾患、肺炎および気管支炎が増加している。また、損傷および中毒、慢性閉塞性肺疾患の割合はほぼ一定である。期間別にみたこのような変化は全国でも同様であった。

各死因の構成比を全国と比較すると、悪性新生物と心疾患は全国と同程度であるが、脳血管疾患が全国よりかなり低い。そのため、これら3大死因の占める割合は沖縄県では5割程度であり全国(約6割)より低くなっている。しかし、沖縄県でも3大死因の占める割合は徐々に増加してきている。なお、肺炎および気管支炎と男の損傷および中毒の割合は全国より高い。

 

 

 

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