HOME > 生物生態 > ハブに気をつけよう!> 8.新しいハブ対策用具の使用を!


.新しいハブ対策用具の試用を!

ハブを絡め捕る刺し網




1.長さ10mの刺し網



2.ワイヤーメッシュ利用



3.石垣の穴にはめ込む


刺し網の説明

沖縄では古くから屋敷の周りに漁網を張り、ハブをからめ捕った例があります。
当研究所では、住民が手軽に使えるハブ対策手法として、この刺し網の有効な利用方法について、研究してきました。
これまでの研究段階で、ハブの捕獲に適する網目サイズが絞り込まれ、集落内の実験でも、ハブの捕獲が確認されています。
ハブの出没で悩まされ、刺し網が利用できそうな環境がある方は、刺し網を試用していただき、捕獲成績や使用感などをお知らせ下さい(当研究所ハブ担当まで)。

長さ10mの刺し網を数枚張ると、平均で1年に1匹のハブが捕れます。ハブが多い地点では、1枚で続けて数匹のハブが捕れることもあります。
一度設置すれば、数年間、あなたの周囲にいるハブを減らしてくれます。なお、死亡後のハブの骨の発見が困難な場所では、発見数よりも多くのハブが駆除されています。
2年間ほど設置して、捕獲がなければ場所を換えましょう。

刺し網に使える網は、目の一辺(結び目の間)が19-30mm(最適は25mmと推定,糸は2号など細いほうが扱いやすい)のものがよく、幅は通常2mです。防鳥ネットやゴルフ用ネット、廃棄された破れた漁網も使えます。
新品では、長さ10mで約500円です(入手の相談は当研究所ハブ担当まで)。

通りかかったハブを偶然に捕獲する刺し網は、大きい方が効果が大ですが、草刈りの邪魔になる場合があります。ハブの進行を妨害するフェンスではありませんので、きれいに張る必要はありません。草や枯葉に埋まらなければ、網の一部が地面から約20cmの高さにあれば、ハブ捕獲の可能性があります。
以下の3種類の刺し網を参考に、あなたの環境に合わせて試用してください。


 【刺し網を設置する際の注意点】

 @刺し網にかかったハブは生きている場合もあるので注意が必要です。
   人通りのある場所や子供が遊ぶ場所には危険なので、仕掛けないようにしましょう。

 A食事後や卵をもっていてお腹が膨れた大型のハブだけがかかり、普通の状態のハブはすり抜けます。

 B設置した場所の草刈りをする際、邪魔になることがあります。

 Cカニ類などハブ以外の無害の動物がかかり、混獲をする可能性もあります。


3種類の刺し網の設置法

1.長さ10mの刺し網

2.ワイヤーメッシュ利用の刺し網

3.石垣の穴にはめ込む刺し網



ハブにくい込んだ漁網



ワイヤーメッシュの網で発見されたハブの骨



ゴルフネットで捕獲された
ハブ     


キャンプ図
草むらや林に入る時は用心する

ハブ対策のご相談は

沖縄県福祉保健部薬務疾病対策課   098-866-2215
沖縄県衛生環境研究所衛生科学班 (生物生態) 098-946-6710
沖縄県公衆衛生協会(道具の販売) 098-945-2686
各保健所
市町村役場の担当課(ハブ取り器の貸し出しなど)

沖縄県衛生環境研究所 衛生科学班 ( 生物生態 ) 

〒901-1202  沖縄県南城市大里字大里2003  098-946-6710 FAX:098-946-6711 

<<7.みんなでできるハブ対策 8-1長さ10mの刺し網>>