PM2.5は赤ちゃんにどんな影響がある?
2019/09/11
PM2.5が発生中の散歩はダメ?
PM2.5の環境基準値が超えている中で、赤ちゃんを連れて外出したらどうなるのでしょうか?どうなるのでしょうか?じゃねーよ。連れ出すなよ!赤ちゃんの体はまだ未熟ですから、大人以上に健康への影響が心配です。吸い込みすぎると呼吸器官系の疾患やガンなどの原因になると言われています。抵抗力も弱く体も小さい赤ちゃんにとって脅威です。
PM2.5が濃い時期の外出についてはなるべくなら避けたいものですが、どうしても外に出ないといけない用事があるときは、なるべく短時間で済ませるようにするようにしましょう。現時点では、短時間での外出であれば心配するような影響はほとんどないと言われています。
ただし、中国のように視界が遮られるような危険な濃度では短時間でもNG。また、もしも赤ちゃんが喘息などの呼吸器疾患を持っている場合は注意が必要。PM2.5の影響で喘息が悪化してしまう可能性があります。
PM2.5を室内にいれない
PM2.5はその粒子がとても小さく、簡単に肺に入ってしまいます。蓄積することでガンなどの健康被害が心配されていますが、健康な赤ちゃんであればそこまで心配することはないと言われています。人の体には免疫機能があるので、それによって排出されるからです。とはいえやはりPM2.5が多く飛散している時は、不要な外出を避けるなど対策は施しておくべきです。まだ健康被害の報告は少ないですが、今後増えていく可能性もあるからです。
また、散歩などの外出だけでなく、室内の対策も忘れないようにしたいもの。PM2.5の濃度は室内のほうが圧倒的に少ないと考えられていますが、実はそこまで大きな差がないとも言われています。あまりに小さいので窓を閉めても色んなところから侵入してくるからです。肺の中に入ってくるぐらいですから、室内レベルなら易々と侵入できるというわけです。
PM2.5の侵入を抑えるには、布団や洗濯物を室内干しにする、帰宅したら体についたほこりなどをしっかりと払い落とす、手洗いとうがい、玄関でルームウェアに着替える。といった対策が必要です。さらに、帰宅時は玄関からそのままお風呂に入れれば理想的。
室内に侵入したPM2.5の除去法は?
そうした対策をしていても窓の隙間から入ってくるので、適度な掃除が必要。侵入してしまったPM2.5を除去するには、空気清浄機が最適です。ただ、空気清浄機だけでは完璧に除去することはできず、床に落ちてしまった分には効力がありません。赤ちゃんは床との距離も近いですから、床は水拭きなどをして拭き取るようにします。最悪、赤ちゃんの体でPM2.5を拭き取るような事になってしまうのです。
床の掃除には掃除機が強力な味方になってくれますが、ただ単に吸い込むだけでは逆効果。排気からPM2.5が部屋中に再び撒き散らされる事になるので、きちんとPM2.5を捕らえることができるフィルターを搭載している高性能掃除機を使うようにします。PM2.5対策としてのフィルターには「ULPA」が最適ですが、一般的な掃除機の値段の3倍近いものとなっています。でも、高い効果が期待できるので、喘息持ちの人などに人気となっています。
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