PM2.5から子供を守る

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水中だけじゃない!?大気中からマイクロプラスチック

   

画像:朝日新聞

マイクロプラスチックと言えば、空気汚染よりも海洋汚染が問題となっていた化学物質。

マイクロプラスチックとは大体5mm以下のプラスチック片のことをさし、プラスチック製品の原料となる「ポリエチレン末」などの極小のプラスチックや、プラスチック製品が劣化するなどして細かくマイクロ化したものと、大きく分けて二種類。

人間の生活圏から排出されるマイクロプラスチックは、最終的に海に流れ出て自然界に残り続ける。

深刻なのが、海の生物への影響。魚がプランクトンと一緒にマイクロプラスチックを摂取してしまうことで内臓に詰まるなどの問題が発生している。マイクロプラスチックは分解も消化もされないのでそのまま残り続け、魚の内臓に詰まってしまうこともある。マイクロプラスチックを食べた魚を人間に食すことで、人間の健康にも影響が出てくる可能性もある。

下水などから、川、海に流れ出て、地域によっては水道水への混入も確認された。現在問題ないレベルらしいけど、今後はどうなるかわからない。小さいけど、なるべくプラスチックゴミを出さないようにするなど、ひとりひとりができることをやることで、マイクロプラスチックの汚染を少しでも食い止める努力が必要だ。

今までは海洋汚染、水への混入が懸念されていたマイクロプラスチックだが、ついに大気中からも検出されたというニュースが発表された。

大気中にマイクロプラスチック

福岡にある福岡工業大、永淵修客員教授(環境科学)の研究グループの発表によると、空気中に含まれる微小なマイクロプラスチックを検出したとのこと。マイクロプラスチックが空気に含まれ地球規模で移動していることが考えられるとして調査を続けているようだ。

海で見つかるマイクロプラスチックが5mm以下と言われているが、空気中のマイクロプラスチックはそれよりもさらに小さいサイズで電子顕微鏡などで確認が必要なレベル。

小さくなったマイクロプラスチックが風によって空気中を漂い、長距離を移動している。すでに北極圏などの都市部から離れた場所でもマイクロプラスチックは検出されている。都市部だけの問題ではなく、まさしく地球規模の問題になっている。

関連ページ:PM2.5の水道水に与える影響は?

マイクロプラスチックの健康被害

今までのマイクロプラスチックの人間に対する健康被害は、海に流れ出たマイクロプラスチックが魚に食べられ、生物濃縮によって、その魚を食べた人間の健康を害する可能性が言言われていた。間接的で時間もかかるので、現状としては、その影響は未知数だった。

しかし、空気中にマイクロプラスチックが含まれるということは、人間の肺に直接入り込む可能性があり、直接的な健康被害を受ける可能性が出てきたというわけだ。空気中に含まれるPM2.5を吸引することで健康に影響を及ぼすことはすでにWHO(世界保健機関)から委託を受けて調査した欧州委員会が発表している。

マイクロプラスチックとPM2.5の違いは?

マイクロプラスチックのサイズは5mm以下から1ミクロン(1000分の1ミリ)、より小さくなっていくと考えると、PM2.5は2.5ミクロンサイズの極小微粒子ということで、空気中に漂うレベルに小さくなったマイクロプラスチックはPM2.5の一種といってもいいはずだ。

PM2.5を減らすためにも、ひとりひとりがマイクロプラスチックを減らす生活を実践する必要が出てくる。

参考:https://digital.asahi.com/articles/ASMC74DGWMC7TIPE012.html

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